減量や脂肪を落として引き締まった身体を目指すサプリとして、「カルニチン」を選ばれる方は多いと思います。
体脂肪を効率よく落とすためにはスタミナをつけないといけませんが、カルニチンは
スタミナを強化してくれて、かつ体脂肪を下げてくれる効果を同時に兼ね備えています。
このサプリは通称「脂肪を燃やすアミノ酸」とも呼ばれています。
カルニチンとは
カルニチンとは必須アミノ酸です。
ラテン語で肉を意味する「Carnus(カルニス)」から来ているそうです。
Lカルニチン・アセチルLカルニチンなどを総称してカルニチンと呼んでいます。
もともと人体のほぼすべての細胞に存在しています。
細胞内に脂肪を運ぶ役目をもっていて、通常脂肪だけでは細胞(ミトコンドリア)までは行けず、カルニチンと脂肪が結合する事によって細胞に運ばれる形になります。
細胞内に取り込まれた脂肪は燃焼時エネルギーに変換され、エネルギー(ATP)になります。
また、カルニチンと結合できなかった脂肪はそのまま脂肪へとつながります。
主に肉類に多く含まれていて、牛肉1kgに約700mg入っていると言われています。
食事からの摂取が75%とされ、残り25%は体内(一日75mg生成される)での合成による生成です。
必須アミノ酸のリジンとメチオニンから、肝臓で合成され体内に行きます。
また、加齢によってカルニチンの体内での生成は落ちていくと言われています。
一日の推奨は200~500mgとされています。上限摂取量は1000mgとされています。
糖類などの瞬発的なエネルギーに対して、カルニチンは持続系(スタミナ)のエネルギーの性質をもっています。
そのため、ランナーには特に相性良く効用が現れるとのこと。
※(宣伝や広告などではダイエット効果が期待されているが、医学的には立証されていないようです。)
また運動とは別に、脳機能の神経伝達物質であるアセチルコリンの合成の増加にも関与しているようです。
成分
成分自体は余計なものが入っていない製品が多い感じです
この商品は300粒入っていて5粒とれば750mgのLカルニチンを摂取できます
味・テイスト
やや酸っぱいです。
飲むタイミング
特に決まっていないようです。
クレアチンと同じように、体内に蓄積されている分消費される為、補給は随時になります。
但し、食物から取った脂質は食後6時間後に燃焼ピークを迎えるため、タイミングを併せて摂るのもよいかと思います。
使用してみた感想
断然発汗が多くなりましたね
また運動後の身体の暖かさがやや温度高めになったような気がします。
私は筋トレの後、ランニングを5km程いつもするのですが、筋トレ中のスタミナの粘りが続いていく感じです。
筋トレとの相性は非常に良いと思いますし、ランナーの方なら取っておいたほうが良いでしょう。
費用面においても、他のサプリメントよりも安価であり、一般の薬局でも置いてあるので入手しやすいと思います。
歳を摂ると代謝が落ち、なかなか脂肪が落ちてくれず悩んでいたのですが、
これを服用してから汗が心なしか多くなりました。またしばらく摂取していると、体重がかなり落ちました。
筋トレをしている場合の相乗効果はかなり高いと思います。
単品での使用の効用は低いとされているようで、
BCAAやクレアチン、オメガ3とのサプリと併用して「脂肪を落として、筋肉を維持する」という効果を併せたほうが効果があるとの報告が多い。
オメガ3(EPA)などはカルニチンの動きを高め、BCAAは筋肉を作り、クレアチンはエネルギーを蓄える効果を出します。